春、さくら、君を想うナミダ。[完]




チャイムが鳴り、午後の授業が終わった。



息が詰まるこの教室から、やっと抜け出せる。



クラスメートの話し声や足音で、一気に教室内がにぎやかになった。



鞄の中に教科書やノートを詰め込んでいると、



制服のポケットの中で、ケータイが振動していることに気づく。



画面を見ると、



ハルくんからのメッセージだった。