春、さくら、君を想うナミダ。[完]




「やろっか」

「だね。曲流す?」



やっぱり彼女たちは、



あたしの知らないところでちゃんとダンスの練習はしているようだった。



「じゃあ、サビのところからね」

「オッケー」



あたしは彼女たちの会話を聞いているだけ。



彼女たちが立ち上がったら、あたしも立ち上がる。



誰もあたしに声をかけてくれないから、



自分で勝手についていくしかない。