この胸のドキドキが、 この音が 彼にまで聞こえてしまわないかと不安になる。 「もう1回」 「えっ!?もう1回?」 「うん」 絶対、ハルくん……楽しんでる。 「嫌ならいいけど」 「嫌じゃ……ないよ」 あたしはぎゅっと目を閉じて、今度は彼の右の頬に軽くキスをした。 「……機嫌……直してくれた?」 恥ずかしすぎて、 あたしは彼の顔を見ることができずにうつむく。 「まだ」