「エラ様!!!」


え?

ローズ!!


「何事だ。」


「リ、リア女王陛下。
いらっしゃったのですか」


「で、ローズ。何があったの?」


そんなに、慌てて。

ローズがここまで慌てるなんて・・・


「そ、それが。
王宮の庭園に何者かが侵入しました。」


「そんな!」

「まさか。プラムの刺客がもう!」



「プラム様?そういえばあの方はどこに?」


「ごめん、ローズ。あとで説明する!」


きちんと。

「だから、あなたはここにいて!」



「(エラ様・・・。)si.」


「行くぞ。」