ベルライト ~ 瞬間(とき)の覚醒 ~ 完



「何が、面白いの?」


これ以上、エラを追い詰めないで。

私は、知っている。



エラは、まだ、家族が死んじゃった時から
ときが止まってしまっている事。


笑顔が、時々
偽りの、
無理やりのものだったことを。



「お前も、過去にとらわれろZ」


「止まれ、」