空から雨が降る日。【完】




いつでも明るい優子は、お姉さんが持ってきてくれたパスタに目を輝かせる。


恋をして、生きていくもの。か。

恋、なんてどんなものか忘れた。
優子にいったら女じゃない、とか言われるのかな。


だけど私生きてるよ。

これが恋と呼んでいいものか、わからないけどずっとある。


心の底に、


空雨が好き

その気持ちだけは―…


私は優子にうん、と頷いてパスタを口に運んだ。