「おい、お前だぞ星埜」
「えっあ、えっと…星埜雫です。よろしくお願いいたします」
上司に肩を叩かれはっとし勢いよく立ち上がる。
そして座ろうとした時、ぱっと目が合う。
…最悪だ。
目が合った瞬間にやっと笑われる私。
絶対、バカにされた。
私はむすっと顔を膨らませながら会議のメモを取り始めた―…
「じゃあ、今後ともよろしくお願いしますね」
会議が終わり上司が彼に挨拶に行く。
私も担当に指名されたから一緒に行くしかない。
そして上司が握手をし終わり、次は私の番。
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