ある大雨の日突然大好きだった幼馴染空雨が亡くなる。彼が亡くなったのは自分のせいだと追い詰める雫。空雨への想いを胸に抱き彼に謝れる明日を探して必死に生きていく。そんなある日空雨と関わりを持つ晴太と出会った。最初は怖いと彼を避けていた雫も徐々に晴太と空雨の関係が気になり始める。そして外は大雨の中ある一通の手紙を晴太から渡される。それは生きていた時雫宛に書いた空雨からの最初で最後の手紙で、中には“俺がいつ死んでもお前のせいではない”と雫を救う言葉が並べられていた。両想いだった二人。たった一言で全てが壊れてしまった。だけど空雨は雫の気持ちをちゃんと知っていた。空雨に最後のありがとうを大雨の中伝え空を見上げた。その後彼が残した言葉を胸に抱き、晴太と共に支え合い励まし合いながら生きてゆく。