一度は退院したものの、また身体を壊して入院。 空雨の身体は、それの繰り返しだった。 中学同様、体育祭も文化祭も出られず、だけどその度に彼は仕方ないかあと笑った。 その笑顔が見るのが苦しくて私は隠れて涙を流した。 そして空雨はとうとう学校に来れなくなり、私たちは高校三年生になった。