空から雨が降る日。【完】




「ふーん?そっか。頑張れよ」

「え?なにが?」

「はあ…これじゃあ吾彦さんが可哀想だ」

「なによそれ~」

いつもの自動販売機がある部屋でコーヒーを飲み、事務所に戻る。

朝礼がはじまってはじまる一日。

上司についてはじまる会議。

資料をまとめていると、ブーブーと鳴りだす携帯。


そこには

≪いつもの場所で≫

とただそれだけ書いてある文章。


それは晴太からのメッセージで。



私は終わりのチャイムが鳴ると同時に、事務所を出てお店に向かった。