だけどどうしていいかわからず、晴太を押す。 押しても押しても引かない身体。 あぁ、晴太は男なんだ。と実感する。 そして顔をあげ私をじっと見て口を開く。 「雫、はじめて?」 今まで聞いたことのない声に、ブンブンと顔を横に振る。 そしてなぜか苦しそうに私を見る晴太。 「ひゃ…っ!?」 その瞬間、晴太の指が私の服に入ってくる。 「…ゃ、」 私だってもう大人だ。 経験くらい、ある。 だけどそれは、空雨を忘れるためであって。こんな―…