「うわ、雨じゃん」
二人ともお酒が周り家に帰ろうという話になった。
そしてお会計を済ませ外に出ると、そこは大粒の雨がザーザーと降っていて。
「傘、持ってないや」
「俺も」
「どうしようね」
このままだと駅についてもびしょ濡れだしそのまま電車に乗るわけにもいかない。
それに風邪まで引いてしまいそうなくらい、寒い。
うーんと考えていると、ふと目の前にあるちかちかと明るい大きな電光掲示板が目に入る。
「あ…」
それを見ていたのは私だけじゃなく、晴太も一緒で。
「まあ…緊急っつうことで。いい?」
「う、…うん」
私たちはそのピンク色の建物に、入って行った。

