空から雨が降る日。【完】




「んじゃ、今日もおつかれー」

私は甘いお酒、晴太はちょっとアルコールの高いお酒を頼んで乾杯をする。

かーん、といい音がなりグビッグビッと音を鳴らして喉を潤していく。そしてぷはーと吐く、この瞬間が最高に気持ちいい。

「本当、おっさんだよな」

「それは晴太でしょ、枝豆好きなんだもん」

「だからそれは―…「あーはいはい。あ、これもおいしそう」

晴太が言いたそうなことをスルーしてメニューを指差す。すると晴太も食いついて来てうまそう~と目を輝かせる。

「なんでも頼んでいいよ。私の奢りだし」

「イケメンじゃん」

「え?今頃?」

「んじゃこれ頼も」

さっきから私の渾身のギャグを…スルーする晴太にムカッときつつ頼んだものを見る。

それはさっき私がおいしそうと指さしたもので。