今日はせっかく私の奢りだから、いつもの場所はやめて違うところに行こうと言って電車に乗って少し遠くまで出てきたのだ。 「お、うまそう」 「でしょ、流石私。私の目に狂いはないのだ」 「んじゃ入ろ~」 「はっや!」 へへんっと、決めポーズをとっている私なんてお構いなしにそのお店に入っていく晴太。 本当、自己中だ。 まあ、最初からそういう人だけどさ。 「待ってよー」 足元に落としていた鞄を背負って晴太のあとを追う。 そしてお兄さんが案内をしてくれて席に着いた。