空から雨が降る日。【完】




ごめん、ごめん。ごめんね。
そうだよね。ダメだよね。

私は空雨を忘れちゃいけない。

許されないことをして、挙句空雨を忘れるなんてそんなこと、空雨が許してくれない。

今以上に、恨まれちゃうよね。


『大丈夫、ここにいる』

忘れない。忘れない。ここにいる。


空雨の傍にいる。

私にはそれしか出来ない。だから、

『お母さん、私この家から通うよ』

前には進まない。あの頃の空雨と、一緒にいる。