はぁー
いくとこも無いんだけどなー、って言いながら屋上来ちゃったよ・・・
カチャッ
あれ?鍵が開いてる・・・
『えっ?
はっ?!
なんで人がいんの?』
「お前誰?」
『人のこと聞く前に自分達が名乗ったら?』
「お前俺達の事知らねーの?」
『自意識過剰』
「はぁー
まぁ、間違ってることは言ってないね
ねぇ玲音、面白い子じゃない?」
「あぁ
2年1組
帝王総長 神谷 玲音(Reo Kamiya)」
「2年6組
帝王副総長 南 昂輝(Kouki Minami)」
「2年4組
帝王幹部 紅月 鈴太(Rinnta Akatuki)」
「2年3組
帝王幹部 小河 竜我(Ryuuga Ogawa)」
「これで全員言ったかな?
俺の事は昂輝でも昂とでも読んでね」
「んで?
お前の名前は?」
『1年6組
霧澤 冷奈』
「冷奈か・・・
お前、今日の放課後教室に迎えに行く
絶対に帰んなよ」
『玲音だっけ?
何であたしが待たなきゃいけないわけ?』
「俺がお前を気に入ったから」
『へー
わかった。
それじゃ、あたし"教室"に戻るから
楽しみにしてるね?
総長さん』ニコ