「2人ともー。ちょっと下降りてきて」 海斗のお母さんに呼ばれて下に降りる。 「お使い頼まれてくれない?」 「はあ?雨降ってんじゃん」 嫌がる海斗。 「お菓子とかジュースとかなくなっちゃってて。1人で行けとはいってないでしょ?」 「だって。どうする?茉凛」 「いこうよ。どうせ宿題したくないでしょ」 私の『宿題』という言葉に反応したのか 「わかった。行こーぜ」 しぶしぶOKした。