私が倒れてから数日がたち

今もまだ普通に学校にはいる

あれから律達とは会わない

いや、あわせないようにしている

冬「凪穂さん、今日はもう帰りましょう」

 「そうだね…… 
  ねぇ冬真…あなたは裏切りを
  どういう事だと感じる?」 ピクッ

冬「え…と…俺はいずれ
  そんなときがくると思います…
  もしもそんなことがあったら
  俺は…貴方だけでも信じてほしい」

冬真の目は本気の目だった

いずれ…か…

 「いいよ、信じてあげる…
  私はお前のその目が好きだよ」

冬真に近寄り私は頬をなでた

このめが私に似ているから

どんなことがあるにしろ

この2人はもう私の家族だ

 「さぁ帰ろうか」

私達が外へ行くと車が止まっていた

知らない車だな…

草薙の車ではない…

まずいな…このままだと

 「冬真…逃げて…神代組に行きなさい
  時間がたったら
  翠達に伝えて」

冬「で、ですがこいつらは…」

 「大丈夫…言ったでしょ?」