唯一無二の存在が本当にあるなら

私にとっての唯一無二は翠だ

純「騒がしいと思ったら
  若僧どもが!凪穂ちゃんを
  困らせるとは何事だ?」

そう言って入ってきたのは純ちゃんだ

朝から元気なのはいいけど

空気を読もうね?

翠「純一さん…」

純「あ゛?いいから凪穂ちゃん離せ?」

純ちゃんがそう言うと

少しだけ力を緩めてくれた

純「で?悠…てめぇはなんで来た?
  妹に会いたかったからか?
  それとも連れてくためか?」

悠「だったらなんですか?」 バキッ!

悠を殴ったのは純ちゃんだ

純「脳みそ腐ってんのか?あ゙?!
  てめぇらがやったことを
  俺達はまだ許してねぇぞ!?
  夢姫さんが誘拐されて捜して
  見つからなくて挙げ句の果てには
  亡くなってたっそれを今度は
  凪穂にもやる気かっ!俺達にとって
  凪穂は唯一夢姫さんが残した
  大事な娘なんだよっ!凪穂のことは
  こっちまで耳に入ってくるほど
  有名だっそんな凪穂だからこそ
  俺達は今まで受け入れなかった
  同盟話まで受けたんだぞっ!」