翌朝になり、目を開けると 

私は翠に抱きしめられていた

こんなによく眠れたのは初めて

いつも夢を見て魘されてたから

すぐそばに誰かがいるのは

こんなに安心できるんだな…

にしても、顔整いすぎだし…

髪もふわふわ、睫毛長い…

寝ていることをいいことに

私は触りまくっていると

翠「くすぐったい…」

 「あ、おはよう翠」

翠「おはよう…」

起き上がった翠に続き起き上がる

翠「大丈夫か?」

 「うん平気…あ、ご飯作りたい」

翠「そんなの…組員が…」

 「つ・く・り・た・い・の(黒笑」

翠「わかった…ちょっと待て
  おい、白羽」

そう呼ぶとすぐにドアが開いた

白「お呼びでしょうか、若」

翠「今日から凪穂の側近を頼む」

白「御意」

いきなり何を言い出すかと思えば

なんでいきなり側近なんて

そこは普通はなしてからでしょっ!?

そう思っていても言えず

キッチンまで案内してもらう

部屋を出てからずっと沈黙

気まずい…気まずすぎる…

 「あの…すみません…めんどくさい
  仕事で…女の護衛なんて」

白「…何故ですか」

 「だって若を狙われたんですよ?」

白「一度だけですし…」

 「一度だけであっても安心なんて
  できないでしょう?」

驚きながら私をみていた

 「??」

白「いえ…こちらです」

そんなやりとりをしながら

キッチンについた

中を覗いてみると2人の人が

料理をしていた

 「あの~」

 「「あ゛ぁ゛?」」  ビクッ

白「おい、凪穂さんだぞ
  立場わきまえろ?てめぇら」

 「わわぁ~!だめだめだめっ!
  すみません、いきなり声をかけて  
  何か手伝えることはないかと」

?「え?あ…」

何かを驚き、考えていた

なんか、申し訳なかったのか…

やっぱ私なんて邪魔だったのか…

?「えっと…初めまして立花といいます」

?「俺は夏目です」

ほほう…皆さん見た目は強面なのに

声は凄く優しいな

 「よろしくお願いします(ニコ
  凪穂って呼んでくださいね?」

立「しっしかし…若が許しませんし」