翠「凪穂…無理すんな」

暖かい…こんなに暖かいのは

何年ぶりだろうか…

誰も私には手を差し伸べて

くれなかった…見てはくれなかった

でも…あなたなら…私を見てくれるかな?

 「このまま…話していいかな?」

翠「あぁ…」

 「私は…ただの子供だった
  でも、世話をしてくれる人がいた
  その人さえ…あんたらは
  私から奪ったっ!!
  あの時はその人だけが私と
  母さんのささえだったのに…
  父さんなんていないと思ってやって
  それでも母さんは諦めなかった」

体がもう弱っていたのに

それでも諦めなかったあの人を

誇れないわけがない…

結「ごめんなさい…ごめんなさい」

今更謝られてももうあの人は

かえってなんてこないんだよ…