こいつらがどう思っていようが

私は許さないよ…

俚「…申し訳ありません」

今更謝っても…母さんは帰ってこない

 「もういない…神代夢姫(アリス)は
  死んだんだ」

俚「っ!」

俚玖は顔を歪めながら

俯いていた…

それしかできないだろ?

生き返らせることも…

会わせることもできない

母さんはもういないんだから

 「幸せそうだね?生きてあいつから
  逃げ出せて…笑っていられる
  私がどんな思いでいたかも知らずに」

そう…知らない…

あの人たちから助けてもらって

信じようとした仲間ですら

私は裏切られた…

 「こんな怪我で死ねるなら
  とうの昔に死んでたのにね」

よく考えればわかること

こんなことじゃない…もっと

わかりやすくやればよかったな

翠「死ぬことなんて許さない」

翠は拗ねたように私の横に座り

言ってきた

なんとなく、めんどくさいな