私達はすぐに準備をすませ
草薙組に向かった
ついた頃にはもう抗争は始まっていた
所々から匂う鉄の臭い
吐き気がする…
「おい…そこをどけ…」
私は堂々と真ん中にたっている
男に言うと、私を見た男は
顔を青ざめながら道をあけた
それに気づいた男達が次々と
道をあけていく
「久しいな…山口尚郎…」
尚「こりゃあたまげたなぁ
まさか生きてるとは」
あんなもので死んでるのなら
私はとうの昔にしんでるな
「面白いことをしてくれたな?
どうしてくれる…ここは
私の縄張りなんだぞ
死ぬ覚悟はあるよね?(黒笑」
笑った顔の私を見た山口は
腰を抜かしていた
なんだ…詰まらんな…遊びにもならない
「我が名は白猫…またの名を
白桜蝶」
自分の髪をなびかせながら
私はあいつらを睨んだ
男「くっくるな!こいつが
どうなってもいいのかっ!」