またねって、言わせてください。

全部読み終わった時には、もう顔が涙でぐしゃぐしゃで。
元々あいてなかった目は、もっとぼやけてて。


悠くんがほんとにいなくなっちゃったんだなって実感する。


「ゆ、う、……くん……」


そう呟くと

花火が上がった。


あと2日、早く花火大会してくれてたらな。

一緒に見れたのに。