またねって、言わせてください。

しばしばの沈黙。

破ったのは悠くんだった。

「ごめん、ごめんな。
俺、自分の事しか考えれてなかった。
彩希がいないとダメなのに。
ごめん彩希。
ありがとな。」

お互い泣いてるけど、ちゃんと今日正直になれた気がする。


まぁ、何言われても縁なんて切らないけどね。


大好きだもん。
大事だもん。


もう、縁切ってなんて言わせない。