――きっと、大丈夫。
何とかなる。
そう自分を励まそうとするあたしの気持ちを打ち砕くように、その日を境に綾香たちからの執拗なイジメが始まった。
綾香たちはクラス中を巻き込んであたしを攻撃し始めた。
最初は無視だった。
あたしがこの場に存在していないかのように扱われ、声をかけても返事をしてくれない。
それどころか、『なんか今変な声が聞こえた~!!やばい、呪われたかも~!!』と腕をさすってふざけ合う。
前から流れてきたプリントはあたしだけ飛ばされ、下駄箱に入れておいたはずの上履きがなくなることは日常茶飯事になり、机は汚され、体操着はゴミ箱に捨てられていた。
露骨なイジメ。
ここまでは我慢できた。
でも、スマホアプリのタイムラインを見たときあたしはスマホを持ったまま小刻みに震えた。



