イジメ返し2 ~恐怖の復讐劇~


教科書が落ちた場所まで行くとそこには意外な人物がいた。

「里……ちゃん」

あたしの教科書を胸に抱いていた里ちゃんは「ハァ」と大きなため息をついた後、こういった。

「なんかお腹痛くない?」

「え?」

「痛いよね?あたしも痛いの」

里ちゃんの言葉の意味が分からずに首を傾げる。


「うちら、二人ともお腹が痛くなって保健室にいたってことにしよう」

「えっ?保健室?」

「だーかーら、1限、一緒にサボっちゃおうか?」

少し照れくさそうな里ちゃん。

「里ちゃん……、うぅ……ありがとう!」

「ちょっとー、ここで泣くか~?」

里ちゃんの言葉に張り詰めていた糸がプツリと切れたのか、ずっとこらえていた涙が溢れた。