イジメ返し2 ~恐怖の復讐劇~


ちらりと腕時計に視線を移す。

あと5分ほどで授業が終わる。

「もう一問出すわ。問3を解いてみて。逢沢さんがこの問題を解けるまで先生は授業を終わりにはしないから。頑張りなさい」

「せんせーい!逢沢さんが解けなかったらどうなるの~?」

小山田マミが声をあげる。

教室中が私の答えに耳を傾ける。

「休み時間は抜きよ。連帯責任だもの」

「えーーー!!ありえないんだけど!!」

「でも、問題を解ければOKなんでしょ?」

「早く解いてよ!」

クラス中が一斉に非難の声をあげる。

もっと。もっと叫びなさい。そして、もっともっと逢沢さんを追い詰めればいいわ。

逢沢さんは顔面を蒼白にさせながら必死にノートとにらめっこをする。

この問題だって決して簡単ではない。

休み時間まで答えが出せずクラス中から非難の声に晒されるのは目に見えていた。