「嘘……でしょ……?」
集合写真の中のちょうど真ん中あたりに瑠香はいた。
笑顔で楽しそうにピースをしている瑠香。その隣には同じように笑顔を浮かべるマリが写っている。
「一回目の同窓会の時、誰が言いだしたのかは忘れたけど、加奈子のことを呼ぶのはよそうっていう空気になったの」
「は?どうしてよ!」
「みんなのこと見下してハブってイジメようとするからでしょ。今、あたしのことをダサくなっておばさんみたいになったって悪口言ったみたいに」
「それは言葉のあやでしょ!?」
「ううん。もういい。今日、こうやって誘ったのも来週の同窓会のお誘いだったの。クラスのみんなは加奈子を誘うのを嫌がってたけど、瑠香が会いたいって言ってたから」
「あの女が……?」
「でも、加奈子の気持ちは十分わかったし、同窓会に来たところでめちゃくちゃにしそうだから来なくていいよ」
帰り支度を始めるマリを慌てて引き留める。
「ちょっと、待ちなさいよ!場所と時間は?私もみんなに久しぶりに会いたいから……」
「――来なくていい!!どうせまた瑠香のこと攻撃しようとするんでしょ?」
図星だった。同窓会に行ったら、瑠香をどうにかして今度こそ泣かせてやろうと思っていた。



