イジメ返し2 ~恐怖の復讐劇~


「加奈子さぁ、覚えてる?瑠香のこと」

マリの口から唐突にでた名前に眉をしかめる。

「あの女がどうしたのよ」

「あたしたちさ、みんなで中学の時瑠香のことイジメてたでしょ?」

「だから、それが?」

あの女の名前を聞くのも不快だ。

マリはそんな私の気持ちを察してか小さく溜息を吐いた。

「まだ嫌ってんの?」

「別に。そんなんじゃないわよ」

「あたし達、瑠香にたくさん悪いことしたじゃん?なんかずっと罪悪感があってさ。でも瑠香ってば優しくて。あたしが謝ったら許してくれるって言ってくれて」

「……ハァ!?」

マリの言葉に思わず叫んでいた。

「ちょっと、どういうことよ!!許してくれって何?」

「高校生の時、瑠香にたまたま会ったの。そこで色々話したら瑠香ってばすっごいいい子でさ。あたし中学時代のこと本当に後悔したの」

「ふーん。それで?アンタさっきから何が言いたいのよ。あの、すみませーん!おかわりください」

話途中に店員にビールを頼む。

「――あたしと瑠香、今は親友なの」

マリの言葉に頭の中が一瞬でフリーズした。

この女、何言ってんの?