初恋があなたで良かったです。

私の顔がどんどん熱をおびてるのがわかる


一ノ瀬君が私の頬をツンツンとつつく

「美奈川さん可愛い~。」

なんて、お世辞を言ってくる

『そんな事ない。私、クラスでは暗いし本ばっか読んでるんだよ?』

「んー?そんなことないよ?美奈川さん優しいし!助けられたしね。。」

ん?最後なんて言ったか聞こえなかった

「あ!もう、帰ろ?暗くなるよ?」

あ、行けない帰らないと。



『じゃあ、私は……』

と、立ち上がって帰ろうとした


「なら、送るよ!てか、送らせて?」

ニコニコして手を引かれた