初恋があなたで良かったです。





『ひなた君の笑顔って見てて落ち着く。』


と心の声が出てしまった



「花ちゃん…………。へへ!ありがとう」

ひなた君は、少しだけ寂しそうな顔をしたが

すぐに、いつもの笑顔をみせた



すると、ひなた君は口をゆっくり開いた



「花ちゃん。僕、花ちゃんと出会えて良かった。」

私は、いきなりでびっくりした。


『どうしたの?ひなた君。』

「ん?いや、なんでもないよ!」


『そっか。ふぁ…ん。眠くなってきた。』

そして、私はいつもどうり

大好きな本を開いてパラパラと

ページをめくっていた。





「僕も、眠くなってきた。。」


と、ひなた君が私の横にゴロンと

寝っ転がる。


私もひなた君もいつの間にか寝てしまっていた。