「…あははっ!柚木ばかじゃん!」
「はぁ?!立海に言われんのだけはおかしいよな!!」
「2人ともばかなんでしょ」
「ふふ。ふたりとも仲良しだねぇ」
「柚木、ちょっと落ち着け」

私は今笑っている。

「「「あははっ!!」」」

まわりのみんなも笑ってる。どうして笑ってるの?

「…立海!どうかしたの?」
「なに?!とうとう立海がおかしくなったか」
「うるさい柚木。…立海大丈夫?」
「立海、体調悪いとか?無理するなよ」

「あ!ぼーっとしてたよぉ。大丈夫!!話続けて!」

「びっくりしたよ!」
「ぼーっとしてるなんていつもだろ!」
「大丈夫ならいいけど」
「本当?良かった」

そうして、話が戻る。

立海。と呼ばれる私は…前野 立海(まえの りっか)高校2年。おバカキャラが定着してる私は、この4人といつも一緒に行動している。

この4人とは…。

「でね、電車でかっこいい人みつけたんだぁ!今度声かけてみる!」

ふわふわな髪の毛でぱっちり二重の寺沢 あい(てらさわ あい)。

「俺が電車で声をかけられてうれしい言葉を伝授してやるよっ!」

私と同じでばかな、陣川 柚木(じんかわ ゆずき)一応男の子!ばかで空気読めないけど、そんなところを好きになる女の子もいる。