指定された席に座り、もうなす術もなく真夕のおもちゃになった私。 「んー、ここはこうしてっと…。いやー、ほんと実織髪綺麗だなー」 「…アハハ。アリガトウ」 こめんね、今もうキャパオーバーでちゃんと反応できないわ。 もう何を言っても聞いてもらえなさそうので、私は諦めて作曲の事を考えることにした。