「だから広瀬さん…」 このまま聞いていたら ごめんなさいってセリフが聞こえてきそうで、 それが急に怖くなって 川上くんが言う前に先手を打った。 「川上くん、友達になろう!」 「えっ…」 「えーっと、私いきなりだったし、 そもそも会ってすぐとかないよね! 私ちょっとおかしかったし!!! うん、だから、お友達で! 暇な時、一緒に御飯とか行くじゃない? だから、えっと 今から友達として和食屋さんに行くってのはどうでしょうか……?」 告白同様、一方的に話をもってく。