真弘said
たまたま扉の前で綾香と会ったのでそのまま一緒に第二図書室に入る。
中には既に中杉と大翔がいて、いつも俺らが弁当を食べているとこに2人で並んで座って楽しそうにしゃべっていた。
…俺だって綾香ともっと話したい。
仲良くなりたい。
そう思うのに、どうしても朝の光景を思い出してしまってイライラしてしまう。
結果、言葉も出てこなくて綾香と話せない。
だいたい大翔だって今日の朝の光景見て嫉妬してたくせに…
中杉と仲よさそうに笑いながら話している大翔にイラつきながらも、俺は2人の前の席に座った。
少しして綾香がその場に立ちっぱなしで固まっていることに気づいた。
「綾香。座らないのか?」
俺の声に大翔と中杉も綾香の方を見る。
そして固まっている綾香に中杉は笑いを堪えていた。
「え、えっと…」
綾香はちょっと戸惑ったように視線を泳がす。
あ…と思った。
たまたま扉の前で綾香と会ったのでそのまま一緒に第二図書室に入る。
中には既に中杉と大翔がいて、いつも俺らが弁当を食べているとこに2人で並んで座って楽しそうにしゃべっていた。
…俺だって綾香ともっと話したい。
仲良くなりたい。
そう思うのに、どうしても朝の光景を思い出してしまってイライラしてしまう。
結果、言葉も出てこなくて綾香と話せない。
だいたい大翔だって今日の朝の光景見て嫉妬してたくせに…
中杉と仲よさそうに笑いながら話している大翔にイラつきながらも、俺は2人の前の席に座った。
少しして綾香がその場に立ちっぱなしで固まっていることに気づいた。
「綾香。座らないのか?」
俺の声に大翔と中杉も綾香の方を見る。
そして固まっている綾香に中杉は笑いを堪えていた。
「え、えっと…」
綾香はちょっと戸惑ったように視線を泳がす。
あ…と思った。