私だけには甘い彼!?


「そうなの?あ、今川くんと食べるからか!」


私は一人納得して、じゃあ今日は一人でお弁当食べないといけないのか…なんて考えてた。


「綾香、あんた今日のお昼は1人か…なんて考えてるんじゃないでしょうね?」


「え、だってあすちゃん今川くんと食べるんでしょ?」


そんな私の問いに「そうだけど…」となんだか呆れてるあすちゃん。


「…?」


そんなあすちゃんに私は首をかしげるばかり。


「…はぁ…綾香もお昼第二図書室だから。」


「え、なんで?あすちゃんと今川くんの二人じゃないの?」


カップルの邪魔するとか流石に申し訳ないよ。


「違うから。小林もいるし。」


「あ、そっか!小林くんがいるのか!でも二人きりにならなくていいの?」


「別にいいわよ。大翔とはいつでも二人になれるし、あたしがお昼は綾香と一緒がいいって言ったのよ。」


「そうなんだ!へへッ…」


「なに突然笑いだしてんの…」