大翔はデレデレしながらそう言った。


気持ち悪いしウザくなってきたので叩いておいた。


そして大翔に冷たい視線を向ける。


「いてー!何すんだよ!いきなり!」


と言いながらこちらを睨んできたが無視して


「そういえば、お前の彼女は誰なんだよ?」


と、もう一つ質問したが大翔は言う気がないらしく


「内緒!まぁ放課後になったらわかるから!」


と、イタズラを隠す子供のように無邪気に笑った。


そして放課後になり、とりあえず大翔の席に近寄る。


それだけで大翔は俺の聞きたいこと察し


「第二図書室で紹介するから先行っといて〜。俺用事あるから。」


と、言ってどこかへ行った。


女子に話しかけられると面倒いし、先に第二図書室行こ。


そして俺も教室を出た。


第二図書室は第一図書室とは違いあんまり人が来ないから女子から逃げるときやサボるときにちょうどいい。


第二図書室に行くとすぐに大翔が来て、そのまま2人で待つこと5分。