ただ実際は腹黒いだけだし、女子に告られても全て断っていた。


しかも愛想よくした理由が女子が無視しても近寄ってくるのが面倒くさかったからだ。


…確かに面倒くさいことこの上なかったが。


まぁ、そんなこともあり、コイツが女子と付き合うと思ってなかったのだ。


つかなんでわざわざこいつの彼女を紹介してもらわないといけないんだよ。


俺はお前の彼女なんか興味ないんだけど。


と、思っていたら。


「まだその子も親友に俺と付き合ってること言ってないみたいだから一緒に紹介しようってことになったんだよ。まぁお前は俺の彼女になんか興味ないと思うけどさ〜。」


と、俺の考えを読んだかのように説明してくれた。


「で、俺が興味ないと分かっているのになんで一緒に紹介することになったんだよ?」


「だって1人は恥ずかしいからって顔真っ赤にしてお願いしてくるんだよ!?断れるわけないじゃん!!」