真弘side
綾香たちと別れて、俺と大翔は元来た道を歩いていた。
「真弘、初恋の女の子と話せてよかったね。」
一目で面白がっていることがわかるようなニヤニヤとした笑みで一緒に歩いていた大翔が言う。
「うるさい。」
「え〜酷くない?だいたい綾香ちゃんと話せたの俺のおかげだよ?」
確かに、大翔のおかげだ。
不本意だがそれは認めざるを得ない。
だけど、さっきからずっとニヤニヤニヤニヤと笑う大翔にムカついてしょうがない。
☆
事の始まりは今日の昼休み。
いつものように第二図書室で大翔と弁当を食べていると突然、
「放課後俺の彼女紹介するから」
大翔からそう告げられたところから始まる。
それを聞いた時、俺は目を見開いて大翔を凝視した。
それほどこいつに彼女、いやまず好きな奴がいることが意外だった。
理由は簡単。
コイツは女子に対しても愛想よくしてるし、まぁ正直顔もいいからドン引くくらいモテる。
綾香たちと別れて、俺と大翔は元来た道を歩いていた。
「真弘、初恋の女の子と話せてよかったね。」
一目で面白がっていることがわかるようなニヤニヤとした笑みで一緒に歩いていた大翔が言う。
「うるさい。」
「え〜酷くない?だいたい綾香ちゃんと話せたの俺のおかげだよ?」
確かに、大翔のおかげだ。
不本意だがそれは認めざるを得ない。
だけど、さっきからずっとニヤニヤニヤニヤと笑う大翔にムカついてしょうがない。
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事の始まりは今日の昼休み。
いつものように第二図書室で大翔と弁当を食べていると突然、
「放課後俺の彼女紹介するから」
大翔からそう告げられたところから始まる。
それを聞いた時、俺は目を見開いて大翔を凝視した。
それほどこいつに彼女、いやまず好きな奴がいることが意外だった。
理由は簡単。
コイツは女子に対しても愛想よくしてるし、まぁ正直顔もいいからドン引くくらいモテる。