(あ………)
神児だ。
ドキドキと緊張で高鳴る心臓に手を当てながらその様子を見ていると。
「はじめまして、異世界よりの旅人よ」
優しげな、少し高い声。それでいて、男性のように穏やかな響きの声が、桜にかけられた。
「あ……」
目を丸くしていると、御簾がひとりでに上がっていく。
(自動式………なわけないじゃん、神力だよ)
独りツッコミをしながら、徐々にあらわになっていく神児の姿を見つめた。
光沢のある、長くて白い衣をまとっている。
緋色の糸で襟と袖に精緻な刺繍がしてある。
あぐらをかいた膝の上に乗せられた、白い両手。
そして、床まで届く長い絹糸のような銀髪。
ゆっくりとその顔が目に映ったとき、桜は息を呑んだ。
(び……び……美少女…………!!)
小さくて形の良い顔に、長い長いまつげ。アイスブルーの大きな瞳。桃色の唇。肌はまるで陶器のよう。
さすがはあの王と並び立つ存在。全く引けを取らない美貌だった。
神児だ。
ドキドキと緊張で高鳴る心臓に手を当てながらその様子を見ていると。
「はじめまして、異世界よりの旅人よ」
優しげな、少し高い声。それでいて、男性のように穏やかな響きの声が、桜にかけられた。
「あ……」
目を丸くしていると、御簾がひとりでに上がっていく。
(自動式………なわけないじゃん、神力だよ)
独りツッコミをしながら、徐々にあらわになっていく神児の姿を見つめた。
光沢のある、長くて白い衣をまとっている。
緋色の糸で襟と袖に精緻な刺繍がしてある。
あぐらをかいた膝の上に乗せられた、白い両手。
そして、床まで届く長い絹糸のような銀髪。
ゆっくりとその顔が目に映ったとき、桜は息を呑んだ。
(び……び……美少女…………!!)
小さくて形の良い顔に、長い長いまつげ。アイスブルーの大きな瞳。桃色の唇。肌はまるで陶器のよう。
さすがはあの王と並び立つ存在。全く引けを取らない美貌だった。
