翌日の朝、朝餉を届けに来たフラウとルネに「お昼は多分、神児さんのとこでいただくと思います」と言うと、ものすごく驚いた顔をされた。
「桜様、神宮に行かれるんですの?」
「はい。なんか、神児さんが私に会いに来るように言ってたらしくて……」
まだ目を丸くしたままの二人に聞いた。
「お二人は、神児さんに会ったことあります?」
すると、とんでもないと言うように首を振る。
「まさか!神児様は原則、下々の者にはお会いできない方ですわ。まして、私たちのような王の臣下はなおさらです」
「え、そうなんですか」
「ええ。神宮にも行かずに一生を終える人間がほとんどですのよ。我が君ですら、代々の神児様が、神児としてお立ちになった時にだけ、寿ぎの詞を納めに神宮に行かれる程度ですわ」
「そういえば、神児さんは世襲制って王様言ってたっけ……」
一番最初に王と話をしたときに教わった言葉を思い出す。
「そっか……礼儀作法とか全く知らないけど、大丈夫かな」
少し眉を下げる桜に、二人は微笑んだ。
「ご心配いりませんわ、桜様。きっと神児様は桜様のご事情もご承知でいらっしゃるでしょうから」
「ええ、それに桜様は王のご客人なのですから、あちら側も無体な事はできないはずですわ」
「桜様、神宮に行かれるんですの?」
「はい。なんか、神児さんが私に会いに来るように言ってたらしくて……」
まだ目を丸くしたままの二人に聞いた。
「お二人は、神児さんに会ったことあります?」
すると、とんでもないと言うように首を振る。
「まさか!神児様は原則、下々の者にはお会いできない方ですわ。まして、私たちのような王の臣下はなおさらです」
「え、そうなんですか」
「ええ。神宮にも行かずに一生を終える人間がほとんどですのよ。我が君ですら、代々の神児様が、神児としてお立ちになった時にだけ、寿ぎの詞を納めに神宮に行かれる程度ですわ」
「そういえば、神児さんは世襲制って王様言ってたっけ……」
一番最初に王と話をしたときに教わった言葉を思い出す。
「そっか……礼儀作法とか全く知らないけど、大丈夫かな」
少し眉を下げる桜に、二人は微笑んだ。
「ご心配いりませんわ、桜様。きっと神児様は桜様のご事情もご承知でいらっしゃるでしょうから」
「ええ、それに桜様は王のご客人なのですから、あちら側も無体な事はできないはずですわ」
