「なんなんですかっ、王様の方こそ!」
彼女らしからぬ厳しい口調に、思わず目を見開いた。
「私の事が好きって言う割に、薄紅女官さんたちと使った寝台で、あんなことをしますか。無神経にも程があるでしょ!」
「!!」
その顔色が、サッと青くなる。
「経験に基づく確信?単に女性にルーズなだけでしょ。そんな人、私大嫌いです」
桜の非難に、彼は顔を歪めた。
仕方がない。自分がしてきた事だ。何も言い返せるはずがない。
「……そなたを好きになってからは、他の女になど指一本触れていない」
そう小さく言った。
「それに……この部屋には、他の人間を入れた事はない。私と席を同じくできる者は、今までいなかったから」
「……」
ふと、フラウが同じことを言っていたのを思い出した。
少し冷静になって、バツが悪そうに目線をさまよわせる。
「……『王様』ですもんね。私の世界でも歴史上、偉い人は女の人を囲ってましたし……私の考えと違って当然か」
「桜……」
「それか、私が潔癖すぎるのかな。私、これまで彼氏どころか友達もいなかったし……」
彼女らしからぬ厳しい口調に、思わず目を見開いた。
「私の事が好きって言う割に、薄紅女官さんたちと使った寝台で、あんなことをしますか。無神経にも程があるでしょ!」
「!!」
その顔色が、サッと青くなる。
「経験に基づく確信?単に女性にルーズなだけでしょ。そんな人、私大嫌いです」
桜の非難に、彼は顔を歪めた。
仕方がない。自分がしてきた事だ。何も言い返せるはずがない。
「……そなたを好きになってからは、他の女になど指一本触れていない」
そう小さく言った。
「それに……この部屋には、他の人間を入れた事はない。私と席を同じくできる者は、今までいなかったから」
「……」
ふと、フラウが同じことを言っていたのを思い出した。
少し冷静になって、バツが悪そうに目線をさまよわせる。
「……『王様』ですもんね。私の世界でも歴史上、偉い人は女の人を囲ってましたし……私の考えと違って当然か」
「桜……」
「それか、私が潔癖すぎるのかな。私、これまで彼氏どころか友達もいなかったし……」
