むちゃくちゃ不機嫌になった王を、桜は困惑しながらなだめていた。
「王様〜、お話しないんですか〜…」
「………………」
「お父さんとか言ってごめんなさい、王様はすっごくキレイだし、全然老けてなんかいませんよー………」
そこじゃない。
イラァッとして、ますます黙り込む。
脚を組んで、頬杖をついた顔を、つーんとあっちへ向けている。
「王様……機嫌、直して……」
遠慮がちにそっと、肩に桜の柔らかい手が置かれる。
たったそれだけで、少し胸がきゅっとする自分が腹立たしい。
「………あ、機嫌直してくれないと、髪を三つ編みにしておさげにしますよ!いいんですか?」
ひょこん、と後ろからおどけたようにのぞき込む桜を、氷点下の目で睨みつけた。
(あう…)
触れても桜が身を固くせず、嬉しそうにされるがままになっていた時の喜びから一転、よりによって親呼ばわりだ。
もしかして、桜が自分を好きになり始めてくれたのかもという淡い期待を抱いただけに、王の恨みは深かった。
「王様〜……」
「王様〜、お話しないんですか〜…」
「………………」
「お父さんとか言ってごめんなさい、王様はすっごくキレイだし、全然老けてなんかいませんよー………」
そこじゃない。
イラァッとして、ますます黙り込む。
脚を組んで、頬杖をついた顔を、つーんとあっちへ向けている。
「王様……機嫌、直して……」
遠慮がちにそっと、肩に桜の柔らかい手が置かれる。
たったそれだけで、少し胸がきゅっとする自分が腹立たしい。
「………あ、機嫌直してくれないと、髪を三つ編みにしておさげにしますよ!いいんですか?」
ひょこん、と後ろからおどけたようにのぞき込む桜を、氷点下の目で睨みつけた。
(あう…)
触れても桜が身を固くせず、嬉しそうにされるがままになっていた時の喜びから一転、よりによって親呼ばわりだ。
もしかして、桜が自分を好きになり始めてくれたのかもという淡い期待を抱いただけに、王の恨みは深かった。
「王様〜……」
