デブスの不思議な旅 ~恋と変と狂愛?と~

(だめ…拒まなきゃ………)

ぼんやりした頭ではそう焦るが、体が言うことをきかない。
ゆっくりとアスナイが桜を横たわらせ、スルッ、とワンピースの裾から差し入れられた手の指を立たせて、内腿に何度も円を描いた。

「………っあ!」

ビクビクと全身が震えて、もう涙目になった黒い瞳を細めながら、アスナイの艶っぽい微笑みを見つめた。

「アスナイ、さん……ゆるして……もう………」

胸元までうっすらとピンク色に染めながら、小さく懇願するその様子に、ゾクッと嗜虐心が煽られる。

「許す?……何か悪い事をしたのか、桜?」

空いている方の手で、少しワンピースの胸元を下げた。

「あ、だめ、だ……め…」

頭を小さく振って、震える手で押し返そうとするが、全く意味をなさなかった。

その白い膨らみが始まるところに顔を伏せ、肌を強く吸う。

「や……っ」

また体が大きく跳ねてしまい、恥ずかしさのあまり両手で顔をおおった。

覆いかぶさったアスナイが、その手首をつかんで桜の顔の横に留める。

辛うじて微笑みをうかべてはいるが、彼の息も上がっていて、理性が飛ぶギリギリだった。