デブスの不思議な旅 ~恋と変と狂愛?と~

「きゃ……」

ビクッ、と体を強張らせて、きゅっと目をつぶった。

そのままゆっくり、唇が首筋を下っていく。片手の指が、その反対側を優しくなでた。

「や…や…アスナイ、さ………」

息が上がって、熱に浮かされたようにますます頭がぼうっとする。

ふいに、首元に軽く歯を立てた。

「あ……っ!」

胸の奥が痺れるような刺激に、思わず声が上がった。

恥ずかしくてまた体を固くする。

ほんのわずかにアスナイが唇を浮かし、クスッと笑った。

「………可愛い」

ますます羞恥に震えて、ふるふると頭を振るが、今度は鎖骨の下をそっと噛まれた。

また、甘い声を上げてしまう。

「力を抜け。………そう、いい子だ」

耳元に、アスナイの声がゆっくりと滑り込んできた。