「……ま、桜様」
そっと揺り動かされ、ふにゃ、と桜は目を開けた。
しぱしぱと瞬きすると、フラウの顔が見えた。
「ん…、あれ?」
寝ちゃった。
「申し訳ございません、よくお休みでいらしたんですけれど、昼のお食事のお時間でしたので…」
困ったような顔をして、二人が頭を下げた。
「あ……いえいえ、全然……ありがとうございます、起こしてくれて」
もそ、と薄手の掛け布団にくるまったまま、身を起こした。
「あー、メイク直さなきゃなあ、もう……」
桜の苦労というか、努力がうかがえるその言葉に、二人はフフ、と微笑んだ。
立ち上がり、パサリと掛け布団が落ちる。
「うわっ」
そうだった、この格好。
あわててストールをはおって、再び頭を抱える。
「桜様、自信をお持ちなさいませ。お世辞ではなくて、本当にお似合いですのよ」
ルネがひざまずいて桜に言った。
フラウがいたずらっぽく片目をつぶった。
「そうですわ。…多分、シディ統括長は桜様がそうやって恥じらわれるところまで、きっと計算のうちですわね」
「えっ?」
驚いて顔を上げる桜に、二人はキラン、と目を光らせて笑った。
「そうやって、我が君やカナン様や武官のお二人をますます翻弄させる気ですのよ!」
「そう!ワンピースはセクシーなのに、桜様はそうやって初々しく恥じらわれるという!ギャップ萌えですわ!」
「…………」
もはや目が点だ。何をどうそんなに好意的に解釈したらそんな結論になるのか。
そっと揺り動かされ、ふにゃ、と桜は目を開けた。
しぱしぱと瞬きすると、フラウの顔が見えた。
「ん…、あれ?」
寝ちゃった。
「申し訳ございません、よくお休みでいらしたんですけれど、昼のお食事のお時間でしたので…」
困ったような顔をして、二人が頭を下げた。
「あ……いえいえ、全然……ありがとうございます、起こしてくれて」
もそ、と薄手の掛け布団にくるまったまま、身を起こした。
「あー、メイク直さなきゃなあ、もう……」
桜の苦労というか、努力がうかがえるその言葉に、二人はフフ、と微笑んだ。
立ち上がり、パサリと掛け布団が落ちる。
「うわっ」
そうだった、この格好。
あわててストールをはおって、再び頭を抱える。
「桜様、自信をお持ちなさいませ。お世辞ではなくて、本当にお似合いですのよ」
ルネがひざまずいて桜に言った。
フラウがいたずらっぽく片目をつぶった。
「そうですわ。…多分、シディ統括長は桜様がそうやって恥じらわれるところまで、きっと計算のうちですわね」
「えっ?」
驚いて顔を上げる桜に、二人はキラン、と目を光らせて笑った。
「そうやって、我が君やカナン様や武官のお二人をますます翻弄させる気ですのよ!」
「そう!ワンピースはセクシーなのに、桜様はそうやって初々しく恥じらわれるという!ギャップ萌えですわ!」
「…………」
もはや目が点だ。何をどうそんなに好意的に解釈したらそんな結論になるのか。
