桜がテーブルに乗り切らないほど運ばれてくる料理を、せっせと取皿に取り分けた。
桜も別に少食というわけではないが、ほとんどシュリがぺろりと食べる。
(何で、これで太らないの!?)
不思議でたまらない。
シュリはいつもは自分の分は自分でさっさと取り分けてしまう方だったが、桜がかいがいしく料理を取り分けてくれるのが嬉しくて、今日は大人しく待っていた。
「ほんと、よく食べますね、シュリさん」
「武官は皆こんなもんだぞ。だから同僚と飯に行ったときに、何かの罰ゲームで誰かが奢るってなった時はマジ真剣になる」
「ふふ、そうかも。武官の奥さんになる人も大変ですね」
「結婚した奴らは頭上がんないみたいだけどな。『ウチのやつに比べたら、『魔』なんてカワイイもんだ』って言う」
「どこの世界も一緒ですねえ」
また笑いながら、桜は果実水に口をつけた。
「…ま、いいけどな。俺はそうなっても。きっと、ずっと好きだろうから、どうせ惚れた弱みで強くなんか出れない」
グラスを揺らして、ぽつりと言った。
桜も別に少食というわけではないが、ほとんどシュリがぺろりと食べる。
(何で、これで太らないの!?)
不思議でたまらない。
シュリはいつもは自分の分は自分でさっさと取り分けてしまう方だったが、桜がかいがいしく料理を取り分けてくれるのが嬉しくて、今日は大人しく待っていた。
「ほんと、よく食べますね、シュリさん」
「武官は皆こんなもんだぞ。だから同僚と飯に行ったときに、何かの罰ゲームで誰かが奢るってなった時はマジ真剣になる」
「ふふ、そうかも。武官の奥さんになる人も大変ですね」
「結婚した奴らは頭上がんないみたいだけどな。『ウチのやつに比べたら、『魔』なんてカワイイもんだ』って言う」
「どこの世界も一緒ですねえ」
また笑いながら、桜は果実水に口をつけた。
「…ま、いいけどな。俺はそうなっても。きっと、ずっと好きだろうから、どうせ惚れた弱みで強くなんか出れない」
グラスを揺らして、ぽつりと言った。
