「ちょっと待って、私と王様がどうなってもって、どういうこと?」
怪訝そうに聞く桜に、目線をさまよわせながら何とも言いづらそうに答えた。
「…だから……あの夜、肌を合わせたんだろう、我が君と」
「は!?」
思わず大声が出てしまい、周囲の視線にあわててフードを両手で引っ張った。
「な、な、何言ってるの、そんなわけないでしょ!お話しただけだよ!」
小声でまた顔を真っ赤にして言うと、信じられないと言うようにじろりと桜をにらんだ。
「じゃあお前、さっきのあの、『恥ずかしい事をいっぱい頑張った』ってどういう意味だ」
「だって王様、耳に息かけたり、歌わせたり、めちゃくちゃからかうんだもん!おまけに一緒にお風呂に入らされたし!体を拭くやつを巻いて入ったけど、恥ずかしいに決まってるじゃん!」
カナンは思わず頬杖を外し、「え」と間の抜けた顔をした。
そして、みるみる赤面していく。
「ま、紛らわしいこと言うな!普通ああいう状況なら、さっきの言葉はそう受け取るだろ!」
さすがにカチンとくる桜。相手の受け取り方まで責任は取れない。
「知らないよっ、そんなの!カナンのスケべ!」
「ス………!」
ひくひくと口の端を痙攣させる。もはや今、この同い年の二人の間に、さっきの激しくも甘い雰囲気はゼロだ。
「大体、私まだ王様の事好きかどうかも分からないのに、そ、そんな簡単に……許すわけ、ないよ!」
怪訝そうに聞く桜に、目線をさまよわせながら何とも言いづらそうに答えた。
「…だから……あの夜、肌を合わせたんだろう、我が君と」
「は!?」
思わず大声が出てしまい、周囲の視線にあわててフードを両手で引っ張った。
「な、な、何言ってるの、そんなわけないでしょ!お話しただけだよ!」
小声でまた顔を真っ赤にして言うと、信じられないと言うようにじろりと桜をにらんだ。
「じゃあお前、さっきのあの、『恥ずかしい事をいっぱい頑張った』ってどういう意味だ」
「だって王様、耳に息かけたり、歌わせたり、めちゃくちゃからかうんだもん!おまけに一緒にお風呂に入らされたし!体を拭くやつを巻いて入ったけど、恥ずかしいに決まってるじゃん!」
カナンは思わず頬杖を外し、「え」と間の抜けた顔をした。
そして、みるみる赤面していく。
「ま、紛らわしいこと言うな!普通ああいう状況なら、さっきの言葉はそう受け取るだろ!」
さすがにカチンとくる桜。相手の受け取り方まで責任は取れない。
「知らないよっ、そんなの!カナンのスケべ!」
「ス………!」
ひくひくと口の端を痙攣させる。もはや今、この同い年の二人の間に、さっきの激しくも甘い雰囲気はゼロだ。
「大体、私まだ王様の事好きかどうかも分からないのに、そ、そんな簡単に……許すわけ、ないよ!」
