そんな事を考えていると、シディが戻ってきた。
何やらかごにいくつか入っている。
「アナタ、素足じゃないの。そんなんで王宮に行ったら、不敬で牢屋行きよ」
たん、と桜の前に明るい色の革サンダルを置いた。履いてみると、見事にピッタリ。
少しヒールがついていて、ぺたんこよりも脚がきれいに見える。それでいて革が太めで柔らかく、歩きやすい。
「……お好きなんですね、服が」
そっと、かごの中身に手を伸ばすシディに言うと、心底呆れたような顔をして、桜を振り向いた。
「アタシをなんだと思ってんの、当たり前でしょ!ほんとにバカねっ」
キッと睨まれ、少し桜は焦る。
「あ、ええと、それだけじゃなくて……服だけじゃなくて、それを着る人間のことも、お好きなんですね」
思わぬ言葉に、目を丸くした。
「何よ……それ」
怪訝そうな顔のシディ。
「あの…シディさんの服って、かわいいのに、着てて全然辛くないんです。どっかがキツかったりとか、擦れちゃったりとか。服も、靴も」
「………」
「それって、着る人のことをよく考えてるからですよね?だから、すごいなぁって……女性の服だけで、あんなにたくさん」
桜の瞳が、おびただしい数の服に注がれる。
何やらかごにいくつか入っている。
「アナタ、素足じゃないの。そんなんで王宮に行ったら、不敬で牢屋行きよ」
たん、と桜の前に明るい色の革サンダルを置いた。履いてみると、見事にピッタリ。
少しヒールがついていて、ぺたんこよりも脚がきれいに見える。それでいて革が太めで柔らかく、歩きやすい。
「……お好きなんですね、服が」
そっと、かごの中身に手を伸ばすシディに言うと、心底呆れたような顔をして、桜を振り向いた。
「アタシをなんだと思ってんの、当たり前でしょ!ほんとにバカねっ」
キッと睨まれ、少し桜は焦る。
「あ、ええと、それだけじゃなくて……服だけじゃなくて、それを着る人間のことも、お好きなんですね」
思わぬ言葉に、目を丸くした。
「何よ……それ」
怪訝そうな顔のシディ。
「あの…シディさんの服って、かわいいのに、着てて全然辛くないんです。どっかがキツかったりとか、擦れちゃったりとか。服も、靴も」
「………」
「それって、着る人のことをよく考えてるからですよね?だから、すごいなぁって……女性の服だけで、あんなにたくさん」
桜の瞳が、おびただしい数の服に注がれる。
